最近お芝居で感じてることのメモだぞ。
こんにちは、最近新しく写真の彼とちょくちょく遊ぶことを始めました。なかなかに難しいです。
さて、この一年くらいお芝居をすることがとても楽しくなった。
もちろんそれまでも楽しかったんだけどこれまでとは違う感覚があるのでメモしておこうと思う。
役者さんでお芝居をしてて一番楽しいのは、演じている間は自分とは違う人間になれるからと言う方がおりますね。
お芝居の仕方は人それぞれなので何が正しいとか正しくないとかはどっちでも良いんですが、多分僕はちょっとちがう感覚でお芝居をしています。
上手く言えるか分からないけれど、例えば僕は両親からしたら“準人”であり、僕からしたら“僕”であり、大学の友達からしたら“森”なんですが、どの言葉も同じモノを指してるんですよね。
けど一緒に過ごした時間の質とか、TPOとか、話す相手との関係なんかによって自然と呼ばれ方とか、身体の動き、話し方、表出する自分の心の面が変わったりする訳ですね。不思議なもんです。
僕にとってはお芝居も多分この延長線上にあって、脚本をもらって本を読んで自分が演じるキャラクターのバックボーン・相手のバックボーン・作品の時代や環境の設定を踏まえて自分がもしこのキャラクターとして本に書かれている日までの何十年かを生きてきたらどんな風に考えてどんな風に身体を使うかな?ってところからお芝居を作り始めます。
つまり僕が見せているのは、もしも森準人が“〇〇”という役として生きてきたら多分こうなりましたってことなんですね。
だからお客さんが舞台上の僕のことを“〇〇”って役名で認識していても、僕にとっては呼び方は違うけどその“〇〇”っていうのも“森”とか“僕”とか“準人”とかと同じモノを指しているんですね。それが違う環境で違うコミュニティに属して育ったってだけで、そこに居るモノは同じだって感覚なのです。
この人いったい何言ってんだろうって感じですよねー、僕もすごくそう思いますよー。
そんなこんなでこの一年くらいは舞台に上がってるのは自分なんだけど、どうも自分でない様な不思議な感覚で何だかよく分からないけど多分それはどっちでも良くて、自分であって自分でない状態が共存してる“モノ”として存在しているのが楽しいんだと思います。
もちろんそれ以外にも色んなこと考えてやっとるんやけど、最近はそんなこと考えてたよ!
もう少ししたら今年の夏とか秋とか来年の色んなことが発表されると思うからまた楽しくお芝居したいと思います。
おわり!
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